歌舞伎鑑賞。
お芝居好きのママ友さんに誘ってもらい、人生初歌舞伎へ。
敷居の高い歌舞伎観劇だけれど、実は「一幕見席」というシステムがあって、一日の全公演のうち一幕だけのチケットを買ってその一幕だけを観るということができるんですね。
詳細はググってもらうとして、一幕だけなら料金も手ごろ。その幕によるものの、今回私が観た「吹雪峠」(市川中車=香川照之が出演)は30分の幕で1000円というお手頃料金!
初めてなので雰囲気だけ味わえたら、ということと、公演時間がちょうど良かったのと、更に現代語劇なのでイヤホンガイドがなくても話が理解できる、ということでこちらの演目を選んで観劇。
幕見席は四階席なので、正直役者さんの顔は見えないw(´∀`)
でも、声はものすごく良く聞こえて台詞は一言一句はっきり聞き取れる。
台詞がよく聞き取れるので話も問題なくスムーズに理解できる。
マイク?と一瞬思ったものの、そんなわけはなく。
実はそれが一番びっくり、感動したところでした。
普通のお芝居やミュージカルはどうしても台詞が聞き取れない部分があるものなので、歌舞伎も当然そういうものだと思っていたら、レベルが違った。
これはさすが伝統芸能なのかもしれない。
四階席(つまり端の端)まではっきり台詞が聞こえる。
問題なくストーリーを楽しめる。
もちろん音響を考えて作られた歌舞伎座という舞台の為せる技でもあると思いつつ、やっぱりすごいこと。
ただし、幕見席のチケット(外の入り口から直接四階の幕見席に上がる)では一般の歌舞伎座ロビー(一~三階)には入れないのでご注意(´∀`)
(お土産などは地下のお店で買えます)